作物タブでは特定の作物を選択し、その作物の全ての登録内容や、作物と病害虫の組み合わせで検索できます。作物名には、近接作物を指定して、2つの作物に共通に登録のある農薬を検索できます。検索条件として用途や剤型を指定して絞り込むこともできます。
131105版より作物タブ内に作物名選択ペインを設定しています。作物名の直接入力はできません。
野菜→ウリ科野菜→きゅうりなどのグループ分類をたどって検索したい作物名をチェックします。
メインの作物と近接する作物の両方に登録のある薬剤を調べたい場合、近接作物ボタンを押下状態とし、近接作物設定モードにします。この状態で分類ツリーもしくは、作物名検索の候補リストをチェックします。
農薬登録の作物表記には「野菜類(○○を除く)」というものもあります。作物名検索にトマトを指定した場合「トマトを除く」は適用表示しません。
病害虫や使用目的で登録内容を絞り込むには病害虫コンボボックス(植調剤の場合は使用目的コンボボックス)で検索したい病害虫名(使用目的)を選択します。デフォルトでは完全一致検索を行います。
複数の病害虫を検索対象としたい場合には、ワイルドカードを使って直接入力するか、病害虫選択ダイアログから病害虫名を選択します。
*直接入力の場合 例えばアザミウマ類とミカンキイロアザミウマを同時に検索したい場合には %アザミウマ%と入力して検索してください。
*病害虫選択ダイアログで選択する場合 病害虫雑草ボタンを押すと、選択した作物の病害虫雑草名の一覧が出ます。チェックボックスから絞り込みたい病害虫雑草名を選択します。
作物タブの検索方法には、標準モードと通称モードがあります。
違いは農薬名(いわゆる商品名)をメーカー名の付いた「農薬の名称」で表示するか、メーカー名を除いた「農薬通称」で表示するかです。
標準モードは農薬検査所のExcelデータと同様に、農薬の名称で表示します。通称モードでは、ACFinder がデータベース変換する際に独自に追加した農薬通称フィールドを使って検索を行います。通称モードでは、メーカーが異なるだけで登録内容が同じ農薬については重複は除いて表示します。
ツールバーの、通称モードボタンを押すと通称検索モードに切り替わります。
*通称モード検索時の注意点
通称モードでは ACFinder が同一の農薬であると判断した「農薬通称」フィールドを元に、登録内容が同じレコードの重複を省いて検索結果を表示します。この時、「農薬通称」にマッチする全ての登録を表示します。しかし農薬によってはメーカーが異なると登録内容が異なるものがあり、農薬通称は同じでも、メーカーによっては、検索結果で表示された登録がないものもあります。
メーカーごとの固有の農薬の登録を確認したい場合、「農薬通称」が表示されているセルで、右クリックしポップアップメニューから(選択した農薬名を)薬剤タブで検索を選択します。
140223版より作物タブ、病害虫タブにおいて、総使用回数における有効成分を表示する機能を付けています。
ツールバーのドロップダウンボタンから表示形式を選択します。
総使用回数における有効成分の表示形式は5つのモードがあります。
モード1: 成分1~5列に総使用回数における有効成分名と括弧内に有効成分名を簡略表示します。
イミノクタジン(アルベシル酸塩)
メタラキシル(M)
モード2: 成分1~5列に「有効成分名[総使用回数における有効成分名]」の形式で表示します。
イミノクタジンアルベシル酸塩[イミノクタジン]
メタラキシルM[メタラキシル及びメタラキシルM]
モード3: 回数1~5列に総使用回数における有効成分名を表示します
イミノクタジン: 5回以内
メタラキシル及びメタラキシルM: 4回以内(種子への処理は1回以内、は種後は3回以内)
モード4: 回数1~5列に総使用回数における有効成分名を省略して表示します
メタラキシル(M): 4回以内(種子への処理は1回以内、は種後は3回以内)
モード5: 総使用回数における有効成分表示なし(有効成分表示)